研修を効果的に行う方法

研修を効果的に行う方法

従業員に研修を受講させる機会があるのですが、実際に業務の役に立っているのかよく分かりません。何か確認する方法はないでしょうか?

研修は受講するだけではなく、従業員にレポートの提出を求めてはいかがでしょうか。

従業員に研修を受講させている会社は多いと思います。社内の者で行うOJTだけではなく、社外の知識も取り入れることは望ましいことです。

しかし、研修は受講しただけで終わると、単なる息抜きになってしまいます。従業員の通常の業務を免除して、会社が研修費用を負担するのですから、それ以上の見返りがないと受けさせる意味がありません。

研修で学んだことをどれだけ業務に活かせるのかが最も大事なことです。それを確実なものとするために、次の要点を簡単にまとめたレポートを提出させてはいかがでしょうか。

・ 受講した直後に、(1)学んだこと、(2)実践すること

・ その3ヶ月後に、(3)実践したこと

また、受講する前に、研修を受ける目的(何のための研修なのか、何を学ぶのか等)を明確にしておくことも大切です。

単純なことですが、このようなことを行うかどうかで、業務に活かせるかどうかに大きな違いが生まれます。

また、今後もその研修を受講させる価値があるかどうかを判断する参考にもなります。