求人票の記載内容との相違
求人票の記載内容との相違
求人票の記載内容で揉めることがあるそうですが、どのようなケースで揉めるのでしょうか?
求人票の記載内容と実際の労働条件が違っていると、問題が生じます。
ハローワークで従業員を募集するときは、ハローワークに求人票を提出して行います。
しかし、面接に行ったり、入社した後になって、実際の労働条件が求人票の記載内容と違うことが判明して、トラブルになるケースが増えています。
よくあるトラブル事例は次のとおりです。
- 賃金が求人票より低かった
- 勤務時間や休日が求人票と違っていた
- 仕事の内容が求人票と違っていた
- 正社員となっていたのに正社員でなかった
- 雇用保険と社会保険に加入することになっていたのに加入していない
- 勤務地が求人票と違っていた
ハローワークでも対策に乗り出していて、求人票の記載内容と実際の労働条件が異なっている場合は、「ハローワーク求人ホットライン」で相談を受け付けています。
ハローワークで事実確認をした上で、会社に対して是正指導を行うことになっています。
また、求人票の記載内容と違っていると、本人は「騙された」と思うことでしょう。会社に言い分があったとしても、最初の印象が残るため、不信感はなかなか解消されないと思います。ハローワーク以外の求人広告でも同じですが、入社後のモチベーションにも影響します。
意図的に虚偽の求人票を提出するのは問題外ですが、求人票の記載内容に間違いがないか、古いままになっていないか、その都度、よく確認してください。