賃金の相場の確認方法

賃金の相場の確認方法

同業他社の賃金の相場を知りたいのですが、参考になるものはありますか?

採用活動を有利に進めるため、低賃金が原因で退職する者を引き留めるためなど、目的に応じて、いくつかのサイトが参考になります。

ハローワーク等の求人情報検索

ハローワークの求人情報検索です。

都道府県、職種、業種を入力すれば、該当する求人の労働条件(賃金、勤務時間、仕事内容等)が出て来ますので、従業員を募集するときの参考になると思います。

求人情報では、他に、リクナビNEXTdoda(デューダ)マイナビ転職Indeed(インディード)等があります。

複数の転職・求人サイトで求人情報を検索すれば、募集を検討している従業員の賃金の相場を把握できます。

都道府県労働局の求人賃金・求職希望賃金情報

都道府県労働局の求人賃金・求職希望賃金情報です。「都道府県 求人賃金・求職希望賃金情報」で検索すれば、各都道府県の労働局の該当ページが、検索結果に出て来ると思います。

ハローワークに提出された求人情報を整理したもので、業種ごとに求人賃金の上限・下限及び求職希望賃金が分かります。地域別の賃金相場を把握するのに役立ちます。

東京労働局の中小企業の賃金・退職金事情

東京労働局の中小企業の賃金・退職金事情です。

東京都に限定されていますが、中小企業の賃金の実態を反映していて、東京都の中小企業にとっては非常に参考になると思います。

国税庁の民間給与実態統計調査

国税庁の民間給与実態統計調査です。

企業規模、業種、勤続年数など、細かく分類されたデータで、参考になると思います。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査

厚生労働省の賃金構造基本統計調査です。

賃金の推移や分布は参考になると思いますが、賃金を決定するときの参考にはなりにくいように思います。

厚生労働省の毎月勤労統計調査

厚生労働省の毎月勤労統計調査です。

こちらも賃金の推移や分布は参考になると思いますが、賃金を決定するときの参考にはなりにくいように思います。

それぞれの調査結果を見ると、調査の対象となる企業が異なりますので、賃金相場に差があると思います。それも考慮した上で、賃金を決定するようにしてください。


執筆者:社会保険労務士 木下貴雄【 登録番号 第27020179号 】
就業規則を専門とする社会保険労務士です。中小零細企業の就業規則に関する悩みは全て解決いたします。日々の業務やホームページでは、分かりやすく伝えることを心掛けています。