資格取得時の住民票の住所確認

従業員を採用したので、社会保険の資格取得届を提出したいのですが、実際に住んでいる住所と住民票の住所が異なるようです。資格取得届の被保険者住所欄には、住民票の住所を記載するのでしょうか?

資格取得届の被保険者住所欄には、郵便物を受け取れる住所(実際に住んでいる住所)を記載してください。

社会保険(健康保険と厚生年金保険)の資格取得届を作成する際に、基礎年金番号が分からない場合の処理については、こちらでお伝えしました

不正の防止やマイナンバー制度の開始に伴って、資格取得時の本人確認が厳しくなっています。

マイナンバー制度により、基礎年金番号と住民票コード(住所等)が紐付けられているのですが、資格取得届が提出されたときは、日本年金機構において、資格取得届に記入されている基礎年金番号と住民票コード(住所等)が一致しているか、確認が行われます。

実際に住んでいる住所と住民票の住所が同じ場合は問題なく、資格取得の処理が行われます。

しかし、実際に住んでいる住所と住民票の住所が異なっている場合に、被保険者住所欄に実際に住んでいる住所を記入すると、住民票コードの確認ができませんので、一旦、資格取得の処理が保留されて、会社に対して住民票の住所等の照会が行われます。

会社は従業員の住民票の住所等を確認して、回答書に記入をして、日本年金機構に提出します。なお、住民票や住民票記載事項証明書を提出する必要はありません。

その後に、資格取得の処理が再開されますので、その間、健康保険の被保険者証の発行が遅れてしまいます。

なお、資格取得届の被保険者住所欄に記載した住所に郵便物(ねんきん定期便など)が届きますので、被保険者住所欄には郵便物を受け取れる住所(実際に住んでいる住所)を記載してください。

また、基礎年金番号が分からない場合と同じように、備考欄に住民票の住所を記載しておけば照会は省略されます。

資格取得届の手続きをする前に、あらかじめ住民票の住所を確認しておけば、処理がスムーズに進みます。